
6月に入って東京都心は暑い日々が続いていましたが、最近はジメジメと梅雨らしい天気になってきました。
だんだんと、夏を迎える準備を始めなきゃ、と思い気になるところはやはりエアコンの状態ではないでしょうか?
ご家庭でのエアコンメンテナンスというと、フィルターのお掃除は容易に思い浮かびますが、さすがにエアコン内部の清掃まではなかなか難しいですよね。
そういうときには、プロに任せてみるのはいかがでしょう?
そこで、今回はエアコン洗浄をプロに任せるにあたって知っておくべきことをまとめてみました
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1. エアコンの内部はカビと埃でぎっしり
エアコンの内部には熱交換器とよばれるアルミフィンと風を起こす役割のファンなど多くの部品
から構成されています。
こちらがアルミフィンです。
アルミの板表面はでこぼことした感じです。
エアコンの内部は埃やカビでぎっしり付着しています。
業者によるエアコン内部洗浄後です、奥に見えるファンまで洗浄できています。
フィルターの清掃だけだと、どうしてもエアコン内部のカビまでは取ることができません。
2. エアコン洗浄スプレーではファンまで洗浄できない?
市販でお手軽に購入できるエアコン洗浄スプレーですが、これらのスプレーでもエアコンのアルミフィンを洗浄することはできます。
値段も安いので、フィン洗浄だけでもよいのであれば、お試しいただく価値はあります。
しかし、エアコンの匂いやカビの付着等はさらに内部にあるファンへの付着が原因となっていることが多いので、
この部分を洗浄することができないと匂いやカビの除去をするための解決にはならないのです。
そしてこのファン部分の洗浄は、前述のエアコン洗浄スプレーでは残念ながらすることができません。
そこで、アルミフィンだけでなくファンの洗浄もできる、プロの業者によるエアコン分解洗浄が必要になってくるのです。
3. エアコン分解洗浄の手順
それでは、実際にエアコン洗浄をする際の手順を簡単にご説明いたします。
1. まずは、エアコンの電源を切って、コンセントを抜きます。
2. エアコンの前面パネルを取り外します。
3. エアコンの電装部に水がかからないようにしっかりと養生します。(←故障の原因部分)
4. エアコン洗浄用のカバーを取り付け部屋に水が飛ばないようしっかりと養生します。
5. エアコン洗浄液を汚れ部分に噴射し、アルミフィンやファン部分をしっかりと高圧洗浄します。
6. 同様に取り外した前面パネルやフィルター等もしっかりと汚れを落とします。
7. すべての洗浄が完了したら、エアコンを試運転させて、動くことを確認し、前面パネル等を取り付けたら終了です。
4. エアコン内部洗浄の相場には大きな差が
作業手順を把握したところで、実際にエアコン分解洗浄を業者に依頼してみましょう。
クリーニング業者の比較サイトをみてみるとわかりますが、
エアコン清掃代は、安い業者で6,000円くらいから15,000円以上と非常に大きな差があります。
エアコン洗浄による故障は少なくないと聞きますので、金額の安さだけで選ぶのではなく安心して任せられる業者を
選ぶことがとても大事になります。
比較サイトで口コミ等を参考にするのも一つですね。
また、どの業者も7月、8月のハイシーズンに比べ
閑散期にはエアコン清掃代を値下げしています。そういった時期に作業を依頼するのも
手ではないでしょうか。
まとめ
初めてエアコン洗浄をする場合、ご自身で作業するにしても業者に依頼するにしても、まずはエアコン洗浄がどういったものなのかが
わからないと不安を感じると思います。
清掃業者の料金もここ数年の価格競争の激化によりとても安くなってきました。
これからやってくる夏本番に向けて、プロの業者によるエアコン分解洗浄を依頼してみてはいかがでしょうか?
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