網戸を張替えたい!業者に頼む前にまずはこれを知っておこう!

住まいの不具合でも特に多いのが網戸やサッシです。
なんだか最近動きが悪いなと思っていると、あるとき全く動かなくなったり、外れてしまったりするものです。
そんな時はすぐに業者さんに依頼する前に、まずは自分でもできそうなことをやってみましょう。
今回は公団向けの網戸を教材に、簡単にできる網戸の補修をご紹介します。
スポンサーリンク
1.網戸がすぐに外れてしまう
網戸の上部を見てください。
プラスティックの部品がついていると思いますが、これが割れていたり、位置が下がりすぎていたりして、上のレールからはずれていませんか?
この部品は外れ止めといって、網戸をレールから外れないようにするための部品です。
割れていたらこの部品を交換するか、下がりすぎているようだったらプラスのドライバーを使って上げてあげましょう。
網戸を外すときにもここを下げて外します。
2.網戸が傾いてぴったり閉まらない
網戸を閉めても垂直にいかず、上があいてしまったり、下があいてしまったりすると網戸の役目を果たしません。
これも簡単な調整で解決できます。
網戸の下部を見てください。戸車の高さが違っていませんか?
戸車の高さはプラスのドライバーがあれば調整することができます。
網戸の上部にある外れ止めを下げて、網戸を外します。
網戸を横にして戸車を見てみると…?
ここについているのは取替え用戸車ですね。
以前に戸車を交換したようです。
2つの車輪の間にビスが見えます。
ここで車の高さを調整します。
戸車の高さを上げたり下げたりして、閉めたときにぴったり収まるように調整してみましょう。
戸車はとても種類が多いので調整する方法もいろいろですが、大抵ビスで調整するので、ビスのあるところを探してみてください。
治りました!
3.網戸が引っ掛かる、動きが硬い
こんなときは、網戸のレールにシリコンスプレーを吹いてみてください。
シリコンスプレーはぜひ常備しておきたい住まいのメンテナンス用品の一つ。
サッシばかりでなく襖や障子、シャッター、引出等、すべりをよくしたい部分にスプレーすると、表面にシリコンの被膜ができ驚くほどすべりがよくなります。
網戸とレールの接する部分が摩耗してすべりが悪くなっていることが原因だったらこれで解決できる場合があります。
4.網戸が動かない
シリコンスプレーを吹いてもダメな時は、戸車の車輪が割れている可能性があります。
こうなると戸車を交換するしかありません。
網戸にあった戸車を探して挑戦してみるか、もしくはサッシ屋さんに頼むことになります。
戸車が見つかれば自分でもできそうですね。
ホームセンターの網戸用品のコーナーに行くと、案外見つかるかもしれません。
品番がわかれば、インターネットで検索すると見つかる可能性「大」です。
まとめ
今回はよくある網戸のトラブルを取り上げてみましたが、これはほんの一例です。
外れ止めにしても戸車にしてもたくさんの種類があるので、それぞれの網戸にあった修理方法があります。
でも、基本的な構造を理解していれば、ある程度の調整は自分でもできます。
なにしろ、「軽い」のがいいですよね!?うまくなおったら面白いし、自信がつきます。
頭の体操を兼ねて、ぜひ挑戦してみてください。
スポンサーリンク