
最近は、DIY女子ブームも加速してテレビやネット上でDIYを楽しむ女性やDIY情報が増えています。
おしゃれなライフスタイルとしても定着しつつありますがその中で…実はあまり触れられていない怪我について家具職人の視点からお話しますね。
おしゃれも楽しみながらDIYしたいお気持ちはすごくわかるのですが、怪我をしてしまっては楽しむことすら出来ず日常生活や本来のお仕事や生活に支障が出るのでDIYでの怪我防止対策は未然に防ぎましょう。
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1.ネイルとアクセサリーがなぜ怪我を起こすか
おしゃれな女性は、ネイルやアクセサリーにもこだわりますがDIYをする際には極力外すようにして下さい。
職人として仕事をするには絶対外してくださいというのですが…。
その理由は、材料に傷がつきやすいという理由もですが、それだけだと自分で作るのに傷がついてもいいと思う方もいるので本来なぜ外したほうがいいかという理由をお話しすると
・爪とアクセサリーが邪魔になって正しい道具の持ち方が出来ない
・爪とアクセサリーが汚れたことに気を取られることもある
など、ネイルとアクセサリーも綺麗にしておきたい女性にとって「DIYの作業に集中できないl」ことも起こりえるし汚れないように…と正しい工具の使い方ができずに怪我につながるからです。
パソコンもそうですが、ネイルをしたままだと本来のタイピングと違って指をそらす打ち方などをしますよね。
パソコンなら自分のペースなので問題ないかもしれませんが、電動工具など回転が早いものに関しては『しっかり握る』『しっかり持つ』ことが必要になるのですが、爪が食い込んで握れないから爪を避けるように持ち方を換えるなどといった間違った持ち方になると危険です。
2.DIY時にヘアスタイルをまとめておく理由

髪の毛が長い人は必ずまとめるようにしましょう。
時折、雑誌やテレビなどでロングヘアーでおろしたまま作業してますがあれは良い見本ではありません
その理由は
・視界が悪くなる
・髪の毛が電動工具のモーターや刃物に絡まる
・髪の毛が邪魔な時ちょっとした首振りなどで操作の気を取られる
などが起こるからです。
さらにいうと木くずも絡みやすくなるし、塗料がついてしまうといったおしゃれの逆効果にもなります。
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3.DIYで手袋を使う際の注意点

DIYで手に豆ができたくないといったことや、材料にささくれがあって手袋をして作業をすることもあるかと思います。
しかし、丸のこやトリマールータードライバーなど回転系の電動工具や機械を使う際には、巻き込まれる可能性があるので使わないようにしましょう。
私は、冬場にかじかんで逆に作業がしにくい時は、100円ショップで指切りタイプで巻き込みしない手袋があるので使うこともあります。
4.見た目は悪いけど保護メガネを進める理由
電動工具を購入するとメーカーによって保護メガネが付属されています。
それは、飛来物や粉塵から目を保護するものなのですがDIY用の安価な電動工具には付属していないことも多いです。
保護メガネって見た目も悪いし目に跡形が付きそうだしメイクも崩れるしカッコ悪い…
と思ってしまいがちですが、目に木くずが入り眼球に傷がいくといった事故も実際あるので、電動工具を使う際には保護メガネを使うようにしましょう。
参考記事
DIYの怪我防止に100円均一ショップの保護メガネを使おう
⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/diy/diyschool/diytool/goods/100megane/
まとめ
オシャレ女子にはちょっと面白くない記事だったかもしれません。
また、神経質だなあと感じたかもしれません。
しかし、私がプロになる前に『嫁入り前に怪我をさせては申し訳ない』と就職の受け入れを断られる木工所もあったほどです。
修行中はアクセサリーも禁止でネイルも髪の毛も修正させられました。
ただ頭ごなしに修正させられたので「女を捨てなきゃ…」なんて落ち込んだこともありました。
でも、自分が実際に作業をするようになって全ては『材料を守るため』、そして…『怪我をしないため』だと自分で気づいたのです。
私は、実際にプロの男性でも電動工具で怪我をして指を落としたり靭帯を切ったりと目の当たりにしてきました。
たとえ趣味であっても怪我をしないように楽しんでいただきたいので 老婆心(笑)も含めアドバイスさせていただきました。
万が一があるのでネイルとアクセサリーと髪の毛は作業中にはシンプルにを心がけてお気をつけ下さいね。
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