
お片付けは、毎日行う大事な習慣。
その子どものお片付けで頭を悩ませるお母さんは少なくありません。
「片付けなさい!」が口癖になっていませんか?
「片付けなさい!」とお子さんに伝える前に知っておきたい3つのことをお伝えします。
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① 片付けなさい!に潜むお母さんの「期待」
片付けてほしいのに、片付けない。
何度も言ってるのに、動かない。
片付けないなら、捨てるからね!
お母さんのイライラは、大きな「怒り」へと変化していきます。
実は、その「怒り」の根底にあるのは、我が子への「期待」です。
片付けてほしい(期待)のに、自分の(期待通り)の行動をとらない子どもへのイライラ。
そこにある子どもの気持ちも、子供が動かない何らかの理由も、「怒り」というパワーの中で、見えなくなってしまいます。
我が子はやれば出来るということを、誰よりも知っているお母さん。
我が子は出来ると相手に期待するのではなく、我が子は出来ると自分自身が子どもを信じること。
子どものお片づけで一番大切なのは、「期待」ではなく「信頼」なのです。
②我が子に合った仕組みを創っていますか?
我が子はお片付けが得意なタイプ。
我が子はお片付けが苦手なタイプ。
お子さんに対してどちらのイメージを持っていますか?
「苦手」だと思っていた我が子は、もしかすると、お片付けが「苦手ではない」かもしれません。
なぜなら、
今の仕組みで、上手に片付けられる子は「得意」
今の仕組みで、上手に片付けられない子は「不得意」
とお母さんが判断してしまっている可能性があるからです。
ジャンバーをハンガーにかける事は苦手でも、フックにひっかけるだけなら上手に出来るかもしれません。
今の仕組みを少しだけ変えることで、お子さんは、片付けられるようになるかもしれません。
これだったらお片付けできるかな?
こうだったらお片付けしやすいかな?
子どもの資質を見極めながら、お子さんと一緒に片付けやすい仕組みを創っていって下さいね。
③楽しさをプラスする。
「お片付けをしたら、●●をあげる(ご褒美)」というニンジン作戦や「お片付けをしなかったら、もう買わない(脅し)」というオカルト作戦は、自発的なお片付けを妨げる要因になります。
片付けなさい!という緊迫した空気よりも、さぁ、片付けようか!という明るい雰囲気。
子どもは、楽しいコトが大好きですから。(飽きるのも早いですが・・・笑)
「競争」の要素を加えたり、「達成感」を感じられるような要素を加えたりしながら、自発的なお片付けを誘導していきたいですね。
まとめ
お片付けは、一日にしてならず。
本当に長期戦です。
でも、お母さんの捉え方が変わればお子さんへの伝わり方が変わります。
お子さんの小さな変化は、きっとお母さんの励みになるはずです。
完璧を求めるのではなく、お子さんの目線に立った「お片付け」を心がけるようにしたいですね。
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