
お部屋を広く見せたいと思ったことはありませんか?
・一人暮らしを始めるとき
・結婚して新居を構えるとき
・引っ越しやお部屋の模様替えをするとき
こんなときに狭いお部屋でも広く見せるコツがあるんです!
今回は、部屋作りに役立つ情報をご紹介しますので、ぜひレイアウトの参考にしてください。
スポンサーリンク
目次
1.広く見せる
実際のお部屋の広さは決まっていますが、目の錯覚を利用して広く見せることができます。
いくつかご紹介しますので、お部屋にあった方法を取り入れてみてください。
① 色
ファッションでも濃い色は引き締まって、薄い色は膨張して見えますよね?
お部屋のインテリアも同じで、家具やカーテンなど面積を占めるものを薄い色にするとお部屋が広く見えます。
また、暗い色や寒色系は後退色と言って奥行を出す効果があり、明るい色や暖色系は進出色と言って空間を狭く見せます。
広く殺風景なお部屋には濃い色+暖色系のインテリアを!
狭いお部屋を広く見せたいときには薄い色+寒色系のインテリアを取り入れてみてください。
② 家具の高さと奥行
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
家具は背の低いもので揃えるとお部屋が広く感じます。
収納が足りないときは高さを抑えたチェストの上にウォールシェルフを取り付けると圧迫感がなくてお部屋が広く見えますし、オープンシェルフも壁の見える面積が多いのでおすすめです。
また、高さのある家具を置く場合は他の家具と奥行を揃えるとすっきり広く見えます。
③ 視界の抜けと床面積
視界に遮るものがなく対面側の壁が見えるとお部屋が広く感じます。
また、窓から見える景色はお部屋に奥行を出す効果があります。
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
床の見える面積が多いほど部屋を広く見せてくれるので、できるだけ床には物を置かないように心がけたいですね。
④ カーテンレールの取付位置とカーテンの長さ
通常カーテンの長さは窓の大きさに合わせますが、カーテンレールを天井付近の高い位置に取付てカーテンを床の長さにすると縦長を強調して天井が高く見える効果があります。
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
⑤ 自然光と間接光
自然光がたっぷり降り注いだお部屋は明るく広く見えます。
また、ダウンやスポットなどの照明を利用して壁を照らすとお部屋に奥行が生まれます。
2.家具の設置場所
収納家具は壁側に設置するのが一般的ですが、壁面が少ない場合はソファーの後ろにローチェストを置いたり、ダイニングの仕切りとして腰高のチェストを置く方法もあります。
出典:http://www.cassina-ixc.jp/shop/
窓から見える景色はお部屋に奥行を出す効果があるので家具で塞がないのがベストですが、腰高の窓でしたら下にチェストやソファー、ベッドなどを配置して窓を1枚の絵のように見立てても素敵ですよね。
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
3.通路の幅
家具を配置するときに必要となる通路幅は各ご家庭で異なると思いますが、もし分からないときは下記を参考にしてください。
・横向きで通るのに必要な幅は45cm
・1人が通るのに必要な幅は60cm
・2人が通るのに必要な幅は1m
動線としての通路を確保する場合は約70cm~1mが理想ですが、確保が難しい場合は60cmあれば人が通れますので可能な範囲で調整してみてください。
4.ソファー
ソファーは湿気やカビを避けるために10~20cmほど壁から離して置くことをおすすめします。
① テーブルとの距離
お部屋が狭い場合、広く使いたい場合はテーブルを置かずにサイドテーブルを利用する方法もありますが、リビングテーブル置く場合のソファーとの距離は30~40cm前後が一般的なようです。
② テレビのサイズ
テレビを視聴するのに丁度良い距離は画面の高さ×3倍と言われてますが、最近では3.9~5.9倍と言う意見もあるようですね。
※10cm未満は切り捨て及び切り上げしています。
例えば、テレビからソファーの位置まで2.4mだとすると、従来では65インチが最適とされていましたが、新しい意見では42インチが最適となってます。
これは42インチ~65インチに選択肢が増えたと捉えて、予算と好みでお好きなサイズを選んでも良いのではないかと思います。
5.ダイニングテーブルとチェアー
ダイニングチェアーの大きさにもよりますが、座るときの動作に60cmほどのスペースが必要となりますのでテーブルから壁までの距離が60cm以上、またチェアーの後ろを通路として利用する場合は1m以上が必要となります。
6.ベッド
お部屋に余裕があれば掃除のしやすさを考慮して壁から45cm以上離すのが理想ですが、余裕がない場合は、掛け布団の厚さ分10~20cmほど壁から離すことをおすすめします。
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
また、2台置くときはベッドとの間を50cmほど離すとお掃除やベッドメイキングがしやすくなります。
寝ながらテレビを見る習慣があるなら、高さが70~80cmのチェストやカウンターなどにテレビを置くと見やすいと思います。
7.キッチン
キッチンの通路幅は収納の開閉などの動作を考えると80cm~1mが理想だと思います。
あまり広すぎても余分な動作が多くなりますので、これからリフォームや新築される方は現在使われているキッチンでシュミレーションをしてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
家具は奥行を揃えて、詰め込みすぎないのがお部屋を広く見せるコツです。
収納が足りない場合は圧迫感の少ないオープン棚やシェルフもおすすめです。
必要な動線と通路幅を確保しながら上手く組み合わせてみてください。
出典:http://le-sojorner.tumblr.com/
スポンサーリンク