
現在、お使いのクレジットカードや、過去の利用状況が原因で、住宅ローン審査が通らないケースがみられます。
しかし、問題となるクレジットカードの利用内容を見直すことで、再び審査をすると、借入OKとなる可能性も残されているのです。
クレジットカードと、住宅ローン審査が通らない理由の関係を探っていきましょう。
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目次
1、クレジットカードを使うと住宅ローン審査が通らない!?
クレジットカードのキャッシング枠や、リボ払いを、何十万円といった多額の金額で使っていませんか?
また、1枚のクレジットカードだけでなく複数使っていることが、審査結果を厳しくしている場合があります。
さらに、最悪のケースですが、クレジットカードの返済がされずに、滞納が続いていれば、住宅ローン審査は通らず、謝絶されてしまいます。
このような情報は個人信用情報機関に登録されているため、住宅ローン審査の際には、真っ先に信用機関に照会されることになります。
2、現在ご利用中のクレジット払いを忘れていませんか?
クレジットカード払いなんて、最近は使っていない!という場合でも、よく思い出してみましょう。
返済していることを「忘れている」ローンはありませんか?
例えば、ブランド物の時計やバッグ、結婚式費用やエステなど、数十万円もする高額商品。
それらを購入する際、リボ払いや分割払いで支払ったりしますよね。
ひと月当たりの支払額が少ないと、うっかり多額にクレジットカードを使っていること忘れてしまうことも。
しかし、その内容も信用情報として、照会記録に出てくるので、金融機関には分かってしまいます。
こういったローンの存在を審査時に報告していない、つまり、悪い言い方をすると「虚偽の申告で審査をした」とみなされ、審査が通らない理由につながってきます。
3、そもそも…個人信用情報機関とは
個人信用情報機関とは、どういう会社なのでしょうか。
それは、クレジットカード会社・銀行・消費者金融などが個人の信用情報を登録する機関です。
つまり、個人が借りたローンの借入金額や、返済の延滞の有無を登録している会社が、個人信用情報機関です。
住宅ローン審査のために、各金融機関は自身が加盟している個人信用情報機関に必ず問い合わせをします。
4、住宅ローン審査が通らない時は、信用情報を改善してみましょう
現在も返済中のクレジットカードのリボ払い、分割払いで全額返済できそうなものは完済し、借入先のカード会社から完済証明書を出してもらいましょう。
クレジットカードを何枚も持っている場合、使わないカードは解約するのも有効です。
過去の支払で、延滞がある場合でも、特別な事情があれば、その事情を審査時に説明しましょう。
そのうえで審査や、再審査をすると住宅ローン審査が通る場合もあります。
ただし、信用情報の更新には時間がかかるため、再審査結果が出るのに、かなりの期間を要すること場合もあります。
借入時期がずれこむかもしれず、注意が必要です。
まとめ
「あいにく総合的判断でお断りする運びとなりました」などと、住宅ローンの審査が通らない理由は言われないことが多いのですが、その際は、ご自身のクレジットカードの利用状況に使い過ぎや延滞がないか、よく見直してみましょう。
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