簡単にできる!壁紙のキズ補修

壁紙にキズがついちゃった!そんな時に役立つ簡単な補修の方法をご紹介します。
これは、プロのクロス職人直伝ですが、一度やってみると思いのほかうまくできるので、初めての方にもおススメです。
材料は、ジョイントコーク–Aとカッター、余裕があればコロコロ回せるクロス補修用のローラーをご用意ください。
では、実際にやってみましょう!
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1. 壁紙がなくなってしまったキズを簡単に補修するには?
①まずキズがついた壁紙と同じ材料を用意します。
この程度のキズならスイッチやコンセントプレートの中にある部分で間に合います。
②コンセントプレートを外して、内側に余っているクロスの端を切り取ります。
③切り取ったクロスの裏紙をはがします。
これはキズの部分に切り取ったクロスを貼った時、そこだけ盛り上がらないよう厚みをそろえるためです。
④そこにジョイントコーク–Aを盛り付けます。はみ出ても大丈夫です。
⑤キズの上に重ねるようにして、切り取ったクロスを重ねて貼ります。
⑥キズより少し大きめに、貼ったクロスと元のクロス2枚重ねで切って、余分な部分を取ります。
⑦同じ大きさ、同じ形のパズルのピースができました。
⑧このピースをもう一度はめて、ローラでコロコロころがしましょう。
⑨できました!
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2. 壁紙が残っているキズの補修はもっと簡単!
①浮いているクロスをつまんでジョイントコーク–Aを注入します。
はみ出ても大丈夫です。
②上からローラーでコロコロころがしましょう。ローラーがなかったらかたく絞ったタオルでおさえてもいいですよ。
③できました!
3・ジョイントコーク–Aについて
今回使用したジョイントコーク–Aはクロスの職人さんがよく使っているものです。
水性なので扱いやすく手についても洗って落とせるので安心して使えます。
だから、はみ出しても水でしぼったタオルで拭けばきれいに落ちます。
色はホワイトからベージュまで、何色かありますが1本持つならアイボリーがいいでしょう。
大抵のクロスになじみます。
他に、ジョイントコーク–Mというのもありますので少し比較してみます。
・ジョイントコーク–A
長所:弾性で接着力が強い
短所:埃を吸いやすい 時間がたつと埃がついて黒っぽくなる
・ジョイントコーク–M
長所:埃がつきにくいので上から塗るような時(汚れ隠し、キズ隠し)に良い。
短所:接着力が弱い
生活していて使いそうなのはクロスが剥がれてきたときや、今回のようにキズの補修をする時だと思うと接着力がある方がよさそうですね。
一般の人ならいくつも持つよりジョイントコークA1本でいいと思います。
まとめ
壁紙は2年3年と経つと、どうしても汚れてきたり、キズがついたりするものです。
汚れは掃除の延長で、ある程度方法が浮かぶものですが、傷がついたときの補修方法はなかなか思い浮かばない人が多いようです。
いつか張り替える時までそのままにしておいてもいいけど、できればこまめに補修していつもすっきりしていたいものです。
今回はクロスの職人さんのやっている方法を真似て、素人ながらも本当の材料を使って補修する方法をご紹介しました。
うまくできると面白いですよ。
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