
IKEAやニトリはじめ家具通販などで安価で手に入りやすいのが組み立て家具です。
組み立て家具を選ぶメリットは
・自分で組み立てるからコストダウンが出来る
・荷物が小さくなるので配送料が安くなる
・搬入口が狭く、完成品で入らないものも設置できる
という部分です。
ここでは「セミDIY」と言いましょう。
逆にデメリットは
・自分で組み立てないといけない
・工具を用意しないといけない
・強度に少し不安がある
といった点です。
では今回はデメリットをカバーする方法も踏まえて
注意点と選び方を挙げます。
1.お店やカタログのイメージだけで選ばない
インテリアショップやカタログ通販、ネット通販では
広い空間・明るい空間に設置していることが多く
そのイメージが気に入って購入するケースがありますが
実際に家に設置しようとすると
・入らない
・大きすぎる
・イメージと違う
・組み立てるのが大変
などといった問題が出てきます。
ですから、しっかりとご自身の設置スペースの
サイズの計測とイメージをして選びましょう。
※基本的にお客様都合の返品は受け付けておらず
返品するとキャンセル料や送料の負担が発生することが多いです
2.組み立て出来るスペース・時間があるか確認する
1を満たして実際に購入前に確認する点は
・本当に自分で組立ができるか
大きな家具の場合ひっくり返すことや運搬が一人で可能かどうか、
妊婦さんや小さなお子様がいる場合に女性が一人で組み立てができるか
・組み立てる音を出してもトラブルにならないか
マンションなどの集合住宅の場合、日中は仕事で不在で
夜しか組み立てれないとなると苦情につながることもあります。
・サイズは間違いがないか
すき間収納などは特にサイズを間違えないように念入りに測りましょう。
3.必要な道具を確認しよう
組み立て家具は商品によってそれぞれ工具が必要なこともあります。
選ぶアイテムによって変わりますが最低限あったほうが良いと思うものは
・金槌・ゴムハンマー
組み立て家具は日本製の場合はダボ式といって木栓でつなぐことが多いです。
その木栓を叩きこむのに金槌があるとしっかりたたき込めます。
ゴムハンマーは家具の表面材を傷つけないように
パネルを叩いてジョイントするときなどに使います。
どちらも100円ショップもしくはホームセンターで入手できます。
参考記事:金槌とゴムハンマーの使い分け方
⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/diy/diyschool/diyhand-tool/100hammer/
・ハンドドライバー
ネジ式の場合はプラスドライバーと時折マイナスドライバーが必要になります。
プラスドライバーの先端も2種類が主流で#1と#2がよく使われます。
これはねじ山のサイズに合わせたものですが
通常の組み立てビスは主に#2 小さな蝶番ビスなどは#1が使われます。
家具メーカーによってネジは違うのでどちらも持っておくことをオススメします
いずれも100円ショップもしくはホームセンターで入手できます。
・電動ドライバー
あって便利なのが電動ドライバーです。
キャスターのビスなどは止める箇所が多く
手で閉まるとドンドン疲れてきます。
ですがしっかり締めないと強度が出ないので
そういう場合には電動ドライバーが助かります。
安価なコード付きのタイプや充電式のものもあり、
コード式の場合、届かないなどの問題で別途延長コードが必要になることもありますので
コードの長さを確認しましょう。
充電式はコードレスですから使い勝手が良いですが、充電をしっかりしないと途中で
電池切れになってしまうということもあるので使用頻度が高い場合は
バッテリーのもちが良いものをオススメします。
写真は USマキタの電動ドライバーです。
参考記事・マキタのインパクトドライバーXDT04の使い方
⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/diy/diyschool/electric-tools/makitaxdt04/
4.組み立てサービスを利用する
・組み立てる時間がない
・組み立てれる自信がない
・プロにしっかり組み立てててもらいたい
といった場合には組み立てサービスを利用する方法もあります。
その際には費用が発生しますので確認をしましょう。
あと組み立てサービスを利用して完成品になった場合に搬入が出来るか
搬入経路の確認をすることが重要です。
まとめ
以上が組み立て家具でセミDIYをする際の注意点と選び方になります。
組み立て家具に関しては何年も製造販売してきたのでもっと書きたいことがありますので
次回は組み立て家具をしっかり組み立てるコツを配信します。