
築30年以上経っているような中古マンションでも、リノベーションすることで新築マンションのような物件に大変身できます。
ここではプランニングから完成までのポイントをご紹介してどれだけ大変身したのかを実感していただきたいと思います。
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目次
1.リノベーションのプランニング
中古マンションの場合、図面が残っていないこともよくあります。
図面がないからといってこの辺にキッチンを作って…なんてやり方は危険です。
まず、徹底的に現場調査を行い実際の寸法をもとに現況図面を作ってみましょう。
作成した現況図面をもとに、間取りを考えます。
このあたりはプランニングの楽しさを味わえるところですね。
2.構造上、できないことは潔くあきらめる
・どうしてもお風呂を広くしたいけど壊せない壁があって無理
・キッチンを南側に持ってきたいけど配管が通せない
このように、中古マンションでは様々な制約に縛られます。
頭を切り替えて、「できる範囲でいかに理想的な住まいにするか」、ということを考えることでコスト削減や工期短縮につながります。
この工夫こそがリノベーションの醍醐味といえます。
3.部屋を解体したら、配管の健康診断をしよう
解体した部屋は配管の状態を診断するまたとない機会です。
悪いところはきちんと直しておきましょう。
リノベーションとは表面的なインテリアだけでなく、このように見えないところに手間をかけることで、安心して住める部屋にも変身できるのです。
4.電気配線は床や壁を作る前に確認する
スケルトン状態のときに忘れずに確認しておきたいのが電気配線です。
取り付ける照明のおおよその位置、スイッチやコンセントの位置、エアコンは?…必要な配線を忘れて壁ができたあとになって気づいてもあとの祭り。
面倒な配線工事が追加になります。
・冷蔵庫はここに置くから上にコンセント配線をしよう
・ここは家電を置くスペースになりそうだからアース付きコンセントをつけよう
上記などをスケルトンの状態で頭に浮かべられる想像力が必要ですね。
5.ビフォー・アフターで満足感を得る
苦難を乗り越えてリノベーションが完成したら、ぜひ写真を撮っておきましょう。
現場調査のときに撮った時と同じアングルで撮ると変化がよくわかり感慨深いものです。
まとめ
築30年前後の中古マンションをリノベーションして付加価値を与え、魅力ある物件にして販売することは、中古マンション市場の活性化に役立つ事業として注目されています。
また近年では、個人で中古マンションを購入してリノベーションするという人も増えているようです。
もしそういう機会に恵まれたら、少しでも多くの情報を集めて満足のいくリノベーションを完成させたいものです。
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