
太陽光発電の現状
太陽光発電という言葉は、ほとんどの方が聞いたことがあると思いますし、住宅の屋根に搭載されているパネルを見たことがあると思います。
太陽光発電は大きく分けて2種類あります。
一つが住宅用太陽光発電でもう一つは産業用太陽光発電です。
住宅用太陽光発電は住宅の屋根に載せるもので概ね10kW以下のものが多いです。
それに対して産業用太陽光発電は、空き地などに比較的大きめな土地に設置して10kW以上になるものを指します。
産業用太陽光発電の中でも50kW以下を低圧、50kW以上を高圧と読んでいます。
今回の記事では産業用太陽光発電のメリットと将来性について記載したいと思います。
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産業用太陽光発電の5つのメリット
①全量売電することができる
住宅の屋根に太陽光パネルを設置している住宅用太陽光発電との違いの一つとして、産業用太陽光発電は全量売電可能ということがあげられます。
住宅用は余剰電力の売電で、産業用は全量売電ということになります。
余剰電力ですとおこづかい程度にしかなりませんが、全量売電可能となると副業規模(事業規模)での売電が可能になります。
②20年間安定収入が期待できる
10kW以上の産業用太陽光発電の場合は20年間固定買取価格での売電することが可能になります。
20年間太陽さえ出ていれば確実に収入が入ってくることになります。
他の投資を見たときに20年間という長期間ここまで安定して収入が入ってくる投資はなかなかないと思います。
例えば、不動産投資でみると20年間という期間で考えると必ず空室になる期間があり、退去後にはリフォームなども必要になるため、ここまで安定というわけにはいかないと思います。
私が知っている限りでは10%に近い利回りでここまで長期間安定している投資は産業用太陽光発電しかないと思います。
③不労所得を得ることができる
太陽光発電投資は、ほとんどやることがない投資になります。
本当の意味の不労所得に近い投資だと思います。
私の事例では、年間でやることは草刈くらいです。
1年間に6,7回発電所に行くくらいであとはほとんどやることがありません。
副業として行う場合には最適な投資と言えると思います。
不労所得なのでランニング費用もほとんど必要がない状態で税金関係と除草費用、15年に一回くらい発生するパワーコンディショナーという機材の交換くらいだと思います。
④税制優遇を受けることができる
産業用太陽光発電は、各種税制優遇を受けることが可能です。
事業の状況などによっては、大きく節税できる場合もあります。
今日現在受けることが可能な税制優遇は以下のようなものがあります。
・グリーン投資減税:30%特別償却か7%の税額控除(中小企業者等に限る)
・生産性向上設備投資促進税制:100%即時償却可能
条件によって、活用可能不可能がありますし、売電開始前に申請する必要があるものもありますので、まずは上記についてしっかり調べてご自身の状況でどれだけ節税効果があるかを確認する必要はあります。
⑤地球環境に貢献できる
太陽光発電はCo2も発生させずに発電することが可能なクリーンエネルギーです。
現在地球規模で大きな問題になっている地球温暖化などを考えても今後はこのクリーンなエネルギーを増やして行く必要があると思います。
太陽光発電を増やしていくことで地球環境に貢献していくという考えも重要な考えの一つだと思います。
太陽光は無尽蔵なエネルギーなので枯渇することもありません。
この無尽蔵のエネルギーを有効活用できるということも大きなメリットの一つになります。
産業用太陽光発電の将来性
産業用太陽光発電の売電価格は年々下落しています。
現在の売電価格は27円+消費税です。
今後の予想は、売電価格が下がっていくので誰でも参入できるというわけではないかもしれませんが、売電価格が下がった分パネル価格や設置費用を下げて利益を出して行くことは可能だと思います。
ルールの変更など不確定要素もありますが、まだまだメリットの方が大きいと感じているので今後も産業用太陽光発電投資は続いていくと思います。
太陽光発電投資にご興味のある方は私のブログで日々詳細情報を掲載しておりますのでそちらを覗いてそちらから問い合わせをいただければと思います。
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